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2023年4月

2023.04.28

明石の巻(源氏の家)


源氏物語 明石の巻(源氏の館)


「明石の浦から、前の播磨守の新発意が、お舟支度して参上したのです。源少納言、伺候していらしたら、面会して事の子細を申し上げたい」
とおっしゃる。この上なく喜んで、お礼申し上げる。

 「ともかくも、夜のすっかり明けない前にお舟にお乗りください」
ということで、いつもの側近の者だけ、四、五人ほど供にしてお乗りになった。例の不思議な風が吹き出してきて、飛ぶように明石にお着きになった。
須磨から明石は、わずか這って行けそうな距離は時間もかからないとはいえ、やはり不思議にまで思える風の動きである。
(源氏物語の一節)

光源氏が須磨から明石に住家を移動する。
( 源氏の館  無量光寺   兵庫県明石市大観町)

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無量光寺
物語の中の源氏屋敷とも言われている。
山門は、彫刻の名人左甚五郎作と伝えられている。


源氏稲荷(無量光寺内)

源氏が月見をした朝顔光明寺 地図



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光源氏 月見の池(朝顔光明寺内)

「秋風に 波やこすらむ 夜もすがら 
    あかしの浦の 月のあさがほ」
寺伝によると昔は、池は今の10倍もの大きさであった。
           
※近くに同名の浜光明寺があります。
まぎらわしいのでこちらを朝顔光明寺と言う。

2023.04.26

須磨2

明石の入道は、源氏が須磨にいることを聞き娘の明石の君を源氏に嫁がせたいと思う。
3月、海岸に出た源氏に突然嵐が襲い、源氏は須磨を去ることを考える。

暁方、みなうち休みたり。君もいささか寝入りたまへれば、そのさまとも見えぬ人来て、「など、宮より召しあるには参りたまはぬ」とて、たどりありくと見るに、おどろきて、「さは、海の中の龍王の、いといたうものめでするものにて、見入れたるなりけり」と思すに、いとものむつかしう、
この住まひ堪へがたく思しなりぬ。

(源氏物語須磨の巻の一節)

 

源氏寺は、昔から有名だったようで、芭蕉や子規&明治天皇も訪ねておられます。




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謡曲「須磨源氏と現光寺」の説明文

 


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淡路(あはぢ)島 かよふ千鳥の 鳴く声に
いく夜寝覚めぬ 須磨の関守(せきもり)

地図



芭蕉の句碑「見渡せば ながむれば見れば 須磨の秋」
(1678(延宝6)年、松尾芭蕉35才の作)

子規句碑
「読みさして 月が出るなり 須磨の巻」

 


     

       明治天皇行幸の碑

 

 

 

2023.04.25

食事

 

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2023.04.23

須磨の巻

光源氏は、後見を任されている東宮の地位も危ういと考え、京を離れる寂しさや紫の上への思いを心にもったまま数人の友とともに須磨に行き、ひっそりと暮らす。

光源氏が住んでいた場所が源氏寺とされています。


源氏寺(現光寺)は、兵庫県神戸市須磨区にあります。【地図

「おはすべき所は 行平の中納言の藻潮たれつつわびける家居近きわたりなりけり 海面はやや入りてあはれにすごけなお山なかなり」
(源氏物語の一節より)

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氏寺全景

 

現光寺が本名で、通称:源氏寺と言われています。


源氏寺の碑

 

 

源氏寺から南を見た風景で、100mくらいの間に山陽電車、国道2号線、JRが走った交通の要です。その先は海岸で阪神間一番の海水浴場です。

左の石垣が源氏寺です。

 


 


源氏寺の北側は、平安時代は山であったが、今は、住宅地です。600Mほど行くと須磨寺があります。



紫式部が須磨の地を想像して書いた「海が入り込み、すごい山の中」と言う雰囲気は今は全くありませんが、海はすぐ近くで、山の中と言う表現は、平安時代ではそうであっただろうと思われる土地柄です。

近くには、義経が平家軍を攻めた鵯越の坂落しの場所や一の谷の合戦場があります。

2023.04.22

大蔵海岸

 

大蔵海岸

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2023.04.15

日本料理

 

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2023.04.13

今年の桜は終わり

葉桜

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春の花

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2023.04.09

葉桜

 

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2023.04.04

いよいよ葉桜

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2023.04.02

NHK朝ドラ

4月3日からのNHK朝ドラは、植物学者牧野富太郎をモデルにした「らんまん」です。

 

牧野富太郎 草木を愛した博士のドラマ

「君の名前は なんですか?」

光川康雄著

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「らんまん」の意味は、春爛漫(らんまん)、主人公の万太郎君の天真爛漫な性格からきています。

 

 

 

2023.04.01

桜爛漫

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