金子みすず
金子みすず
童謡詩人。1903年(明治36年)~1930年((昭和5年)。
20歳のとき下関に移り住み創作活動を行った。
みんなちがって
みんないい
こだまでしょうか
「遊ぼう」っていうと
「遊ぼう」っていう。
「遊ぼう」っていう。
「馬鹿」っていうと
「馬鹿」っていう。
「もう遊ばない」っていうと
「遊ばない」っていう。
そうして、あとで
さみしくなって、
「ごめんね」っていうと
「ごめんね」っていう。
こだまでしょうか、
いいえ、誰でも
鶴
お宮の池の 丹頂の鶴よ
おまへが見れば、 世界ぢゅうのものは、
何もかも、網の目が ついてゐよう。
あんなに晴れたお空にも、
ちひさな私のお願にも。
お宮の池の 丹頂の鶴が、
網のなかで静かに 羽をうつときに。
一山むかうを お汽車が行った。
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もう、夏ですね!昨日は半袖でしごとしました。
投稿: シネマ大好き娘 | 2022.04.13 04:35