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2021.09.03

義経 打倒平家33 巴と山吹

 

巴と山吹

 

義仲寺の敷地内には、義仲の愛人の巴と山吹の塚があります。
「木曾殿は信濃より、巴・山吹とて、二人の便女(美女。召し使いの女)を具せられたり。山吹はいたはりあって、都にとどまりぬ。中にも巴は色白く髪長く、容顔まことに優れたり。」

 

所在地:滋賀県大津市春日町1(大津駅西側)( 地図 )

 

 

巴御前供養塚と巴地蔵堂
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巴  塚


義仲の側室で、武勇に優れた美女。

かくのごとき をみなのありと
かってまた おもひしことは
われになかりき

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としつきは 過ぎにしとおもふ
近江ぬの みづうみのうへを
わたりゆく月

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山吹御前の供養塚
(義仲の側女 義仲寺)

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(やまぶきじぞう)

山吹御前は、平家物語の「木曽最期」にほんの少し登場する女性です。木曽義仲の妻と言われている巴御前が、美貌で武勇にも優れていたと言われていますが、山吹御前は、木曽義仲が木曽から巴御前と共に都に連れてきた女性だとされている以外は分かっていません。義仲が都落ちしたとき病気であったため京に残されました。後を追ってこの地まで来たが会うこともできず敵方に殺されたと言われています。

所在地:滋賀県大津市春日町1(大津駅西側) ( 地図 )
  

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木曽どのを したい山吹 ちりにけり

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義経 打倒平家」カテゴリの記事

コメント

しずかさん
訪問とコメントありがとうございました。

義仲を慕ってここまで来たという泣かせる話ですね。

巴といい山吹といい、義仲は大もてですね。

来年の大河は三谷幸喜さんですから楽しみです。

ここは、駅から近くて良いですね。
ラメールさんに教えていただいて向かったところです。
来年の大河ドラマは、過去の源平史跡の画像を使って
どうにか記事にしていきたいです。

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