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「安心して感染したい」
新潟県見附市公式フェイスブックに載った言葉です。
噂するのも村八分するのも後ろ指さすのも陰口をたたくのもウイルスじゃない。
「人」なんだよ。もし感染しても、「早く完治してね」と励ましあう町であってほしい。
(8月24日(月)朝日新聞天声人語より抜粋)
ワクチンも無い治療薬もない状態でコロナウイルスに対抗するのは、
3密(密閉、密集、密接)を避けてマスク、手洗い、うがいくらいしかありません。しかし、感染しないように注意していても今は経路不明の感染が増えています。いつどこからコロナウイルスがくるかわかりません。今日は無事でも明日は自分が感染者になるかもわかりません。
ウイルスに感染した人には「頑張って治療してください」と声をかけよう。自分がかかった時は、公言して「治療に行ってきます」と周りに声をかけよう。かかった人を誹謗中傷してもウイルスがいなくなるわけでもありません。不幸にも感染したらじーっと息をひそめて周りに知られないようにそしてウイルスからの苦しみに耐えても早く治るわけでもありません。
人間全員が声を上げてコロナウイルスに対抗しよう。
そんなふうにできるといいのですが。