京都島原 角屋
角屋(すみや)は、揚屋(あげや)で客の要望で置屋から太夫、芸者を呼んで歌舞音曲を楽しんでいただく宴会場でした。また、お茶会や句会なども開かれていたようです。
建物は、大宴会用の大広間、庭、茶室があって、料理を用意する台所も備えていました。江戸・吉原遊郭は小部屋のみで、ここが大きな違いです。
角屋地図
角屋(すみや)
1641(寛永18)年の島原開設以来約370年以上続いている大宴会場です。
昔の風情がそのまま残っています
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玄関
刀箪笥(入るとここに刀を置きました)
大広間床の間
広間から見える松
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台所(大人数の宴会に対応できます)
ここで料理を並べます
1863年(文久3)6月、新選組の芹沢鴨が刀をふりまわしてついた刀傷と言われています。屯所に帰ったところを近藤勇等によって惨殺されました。
柱に刀傷があります
幕末の志士:西郷隆盛たちが密議を行った場所です。
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