北京の旅7(終) 胡同
胡同(ふーとん)
古くからの北京の街並みの雰囲気をとどめている場所です。
故宮の近くにあるので、高級役人の家もありますが、小さな家が多いです。旧市街には、まだ多くの胡同が残っています。台所が無い家、共同トイレ(以前の壁ナシトイレ)使用の所などでしたが、今では、改築され以前より住みやすくなっているようです。
近年は観光スポットとして内外の観光客から人気を集めていて、自転車タクシー(輪タク)での胡同めぐりが、人気の観光です。
胡同の路地
観光用に整備されて綺麗な街並みです
有名焼肉店
輪タクでの胡同めぐりは、
人気の観光です 2000円前後
客待ちする輪タク
繁華街にある漢方の有名店:同仁堂
立体交差点と高層ビル
約20名のツアーで、乗ったバスです
ガイドさんが2名つきました
4日間の北京の旅は、これで終わりです。
20年ほど前に「共産党一党独裁体制の国ってどんなんだろう」という興味で行った上海は、スチュワーデスに笑顔がない(役人なのでサービスの考え方がない)、貧民街、壁ナシトイレ、観光バスの暖房が壊れている等等、衝撃的なことがいっぱいでした。
そんな中国が世界第2位の経済大国に躍進して、アメリカと世界を二分しようとする国になりました。そんな中国がどうなったかを知りたくて今回行ってきました。
実は、3年ほど前に行く予定をしていましたが、出発3日目に反日暴動が起こり中止したことがありましたので、そのリベンジです。
旅行に行くにあたり旅行会社に問い合わせると店頭に中国行きツアーのパンフレットがまったくありません。店内で聞いてもツアーはありませんとの返事でした。中国旅行は、まったく人気がないとのことで、そんななかでやっと見つけたのが今回参加したツアーでした。
中国に行って驚いたのは、さすが世界第2位の経済大国です。道路には車があふれ、それもそこそこいい車ばかりで、道路は、広く、立体交差で整備されており、観光地のトイレも全部壁ありです。街は、清掃人が掃除をしていて綺麗です。観光地は、人民であふれており、生活が豊かになったことがわかります。そして、今では、中国からの旅行者が年500万近く日本に来て爆買いが話題になっていますが、今回の旅行で4店(ヒスイ、寝具、漢方薬、絹など)ほど行きましたがほとんど買う人はいません。やはり、中国製品より日本製でしょう。
しかし、20年ほどで一気に大躍進した中国です。
経済面で、共産主義でありながら、資本主義体制に変わった中国、今後は、政治体制でも、共産党一党独裁を維持し続けられるのか、それとも変化してゆくのか、13億人をたばねて進んでゆく中国から目が離せません。
北京4日間の旅スライドショーは
こちら(5分45秒)