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2015年12月

2015.12.30

真田幸村蟄居の地4/4 真田丸ドラマ展 真田十勇士

くどやま「真田丸」大河ドラマ展
が開催されます。

平成28年3月13日(日)~29年2月28日(火)
入場料:大人500円  小人250円

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真田十勇士

九度山に蟄居中の幸村のために集まった右腕たち。江戸時代から史実を参考に生まれた勇士です。
「真田日本一の兵 古よりの物語にもこれなき由」

猿飛佐助(甲賀流忍者)
霧隠才蔵(伊賀流忍者)
海野六郎((幸村の右腕的存在)
穴山小助(武田家出身の家臣)
筧十蔵 (射撃の名手)
三好青海入道(僧侶 鉄棒の使い手)
三好伊三入道(元は山賊 青海入道の弟)
望月六郎(火薬武器の使い手)
由利鎌之助(元山賊 鎖鎌の使い手)
根津甚八(元九鬼水軍の頭領)

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(クリック拡大)

 

そば処 幸村庵(真田庵東隣)
幸村が育った信州上田の「信州そば}をこの地に復活させました。

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道の駅「柿の郷くどやま}
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世界遺産情報センター(道の駅建物内)では、九度山・高野山の観光情報を発信しています。
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道の駅「柿の郷くどやま」地図は こちら
和歌山県伊都郡九度山町入郷5-5

2015.12.28

真田幸村蟄居の地3/4 九度山真田庵

1600年(慶長5)年に起こった天下分け目の戦い:関ヶ原合戦で、西軍(豊臣秀頼方)に組した
真田幸村は、西軍の敗戦により死罪が処せられるところ、東軍(徳川家康方)についた兄:信之の助命嘆願で死罪は免れ、同年10月、父:昌幸と和歌山高野山蓮華定院へ流罪となりました。

同年冬、妻子との生活を許された真田親子は、高野山北側の麓の九度山に移り、そこで生活しました。その跡地に建つっているのが善名称院真田庵です。1611年(慶長11)、配流から11年、再起の夢かなわず、昌幸は病没しました。享年65歳。

真田家家系(宝物館)
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真田庵
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善名称院(城郭風の屋根)
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真田地主大権現
昌幸を神として祀った
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昌幸公墓・400年忌碑   ↓
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クリック拡大   ↑
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蕪村句碑
炬燵して 語れ真田が 冬の陣
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別に一句
かくれ住んで 花に真田が 謡うかな

宝物館(境内)

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昌幸公
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幸村公
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幸村公大阪夏の陣使用槍先3_r_2





雷封じの井戸(境内にあります)
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真田の抜け穴
真田庵から東へ170mほどのところにあります。
大阪城に続いているとの伝説が残っています。

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実際は、4世紀ころの古墳で、真田古墳と言われています。(クリック拡大)
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1614(慶長19)年、豊臣秀頼公から徳川家康との戦いに「力を貸していただきたい」との依頼を受け、

「秀吉公の恩義に報いるためにも、喜んで協力いたそう。」

幸村は、息子:大助と共に14年間暮らした九度山を後にして、大阪城に入りました。

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真田庵の地図は こちら

和歌山県伊都郡九度山町九度山1413

2015.12.26

真田家累代の墓 高野山

真田家は、幸村の子は居ましたが、真田家を継いだのは、関ヶ原合戦で徳川方についた兄:信之で、途中で養子が入り信之の系統は断絶しましたが家名は引き継がれ、江戸時代を通じて存続し、幕末に幸貫老中となり、明治になってからは新政府側に属して、会津戦争に従軍しています。後に子爵(後に伯爵)家となった。

真田伯爵家の墓(高野山奥の院)54_r

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武田信玄、勝頼の墓(高野山 奥ノ院)

真田家は、武田信玄、勝頼の家臣でした。20_r

武田信玄と戦った上杉家の墓もあります
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奥ノ院入口
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中の橋
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弘法太子腰掛の石
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司馬遼太郎文学碑
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2015.12.23

真田幸村蟄居の地1/4 蓮華定院

1567年(永禄10)、武田氏に仕える信濃上田城主真田昌幸に次男が誕生しました。これが後の真田幸村(信繁)です。

1600年(慶長5)9月関ヶ原の戦いで、幸村は、父:昌幸と共に西軍に加わり、上田城で徳川秀忠軍の関ヶ原行きを防止するも、西軍が敗退したため、当然家康より死罪に処せられるところ、東軍についた兄信幸の嘆願により、死罪を免れました。

「真田昌幸と子幸村に、所領没収ならびに高野山蟄居を命ずる」

同年10月、真田家の菩提寺:高野山蓮華定院に身を寄せました。昌幸53歳、幸村33歳の時でした。
(九度山町発行パンフレットより)

蓮華定院
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当時の院は、江戸時代に消失しましたが、当時のままの姿で再建されました。院内には、上段の間があって、この部屋を真田親子が使ったようです。遺品が展示され公開されています。

上段の間
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(クリック拡大)
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残されている書状 (クリック拡大)43c8_r


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この壺に焼酎を入れてください。今切らしているのならついでの時にでもお願いします。難しいかもしれませんが、壺の口に詰め物をして外れないようにひもでくくってください。知らせがありしだい取りに行きます。
つまらないものですが、ゆかたを一領差し上げます。
焼酎の件、くれぐれも頼みます

信繁(好白)

左京殿(兄信之の家臣か)

 

兄信之から蓮花定院への書状
(蓮華を蓮花と書いています)

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真田家の墓があります
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右 信之公(幸村の兄)
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(クリック拡大)
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左 信政公(信之の息子)
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蓮華定院の精進料理
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こうやくん
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蓮華定院の場所は 

   こちらから




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2015.12.04

子供の頃見た田舎の風景  萱葺き 千年家  農村歌舞伎

萱葺き屋根を見ると昔見た田舎の風景を思い出します。ほとんどなくなってしまいましたが、この辺り(兵庫県神戸市北区)には、けっこう残っていて、「萱葺き屋根巡り」のツアーもあります。
そして、江戸時代に広がった農村歌舞伎の舞台も沢山残っています。

箱木千年家

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室町時代建立の主屋(「おもや」)、江戸時代建立の「離れ」(「はなれ」)の2棟が建っていて、民家の中で最古のものです。
ダム(つくはら湖)を建設する時に、水没の危機にあい、現在の地に移築されました。

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母屋
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床は、今流行りのフローリングです4_r


窓が無いので真っ暗
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離れ座敷
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農村歌舞伎舞台
江戸時代に農民の娯楽として行われた、農村歌舞伎や人形浄瑠璃を催すための舞台で、神社の境内にあります。とくにこの辺り(神戸市北区)には、多くの舞台が残っています。

 

北僧尾農村歌舞伎舞台(厳島神社境内)
神戸市北区北僧尾
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天津彦神社内の歌舞伎舞台
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獅子舞を奉納した厳島神社
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南僧尾観音堂
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無動寺(萱葺き)
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萱葺き屋根
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箱木千年家

所在地:神戸市北区山田町衝原字道南1-4

 


スライドショー(3分30秒 ユーチューブ)

「紅葉 農村歌舞伎 萱葺き 千年家

2015.12.03

子供の頃見た田舎の風景 紅葉

神戸市の北区には、50年、いやもっと前の田舎の風景が残っています。

今回は、「紅葉、農村歌舞伎、萱葺き、千年家」をテーマーに訪ねてみました。

最初は、季節に合わせて「紅葉」です。

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紅葉で有名なお寺だけあって、入口から雰囲気いっぱいです。
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なぜか、鼠小僧次郎吉の墓
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墓石のかけらを持っていると
●お金が入ってくる
●ギャンブルで勝
●合格する
などの謂れがあって、墓石を削られるので、上写真のように覆いがされています。

鼠小僧に助けられた人が建てたと言われている鼠小僧の墓が全国にあります。


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本堂


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無動寺境内にある若王子神社
無動寺の鎮守社で、本殿は、大きな屋根で覆われ、大切に保存されています。
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野仏
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源氏と関係の深い神社です。
義経の鵯越の逆落としで有名な平家との合戦で、道案内をした鷲尾三郎の鷲尾家は、当神社の神事の重要担当役員でした。


大イチョウ
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三重塔(17.4m)
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秋の景色 甘い柿ですが、誰も盗りません
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「紅葉 農村歌舞伎 萱葺き 千年家」

スライドショー(3分30秒 ユーチューブ)

https://www.youtube.com/watch?v=IXGt3rJuBJo

 





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