大阪城の歴史 (大阪夏の陣2)
大阪城は、1496年に浄土真宗の蓮如がこの地に石山本願寺を建てたのがはじまりです。(桜門南)
1580年、織田信長と戦い、石山本願寺は全焼し、信長と和睦します。
1583年、天下をとった秀吉は、大阪城を建て始めました。
築城総奉行は、黒田官兵衛。
1615年、大阪夏の陣で豊臣政権は消滅して、大阪城も灰となりました。
1620年、大坂は幕府直轄地となり時の将軍秀忠が「秀吉の城の上に盛り土をして、2倍の大きさの城を建てろ」と命令しました。
多門櫓
桜門
桜門近くの井戸
巨大石
城内一位の巨大石で、岡山藩主:池田忠雄が岡山から運んできました。
残念石(石垣に使われずに残った石)
ビル群に囲まれています
1665年、落雷によって、天守閣は消失しました。
1928(昭和3)年、関大阪市長の提案で天守閣が復興しました。その時に集まった寄付は、150万円(約700億)。
大阪市民は、太閤殿下の城を懐かしみ、今回は、徳川幕府が建てた基礎の上に秀吉時代の天守閣を建てました。
地上55M、鉄筋コンクリート造りで、当時の超高層建築物でした。
現在の天守閣(豊臣時代の天守閣をもとにしています)
アジア方面から来られた観光客で大人気です。
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徳川時代の大阪城は、落雷によって消失したのですか。
避雷針のない時代なので、そんな事もあるのですね。
ちなみに、我家のテレビは落雷により故障しました。
家が焼けなくて良かった・・・
投稿: めりい | 2015.06.15 21:43
みんなで力をあわせて、がんばって運ぶ~
すばらしい~~~
投稿: シネマ大好き娘 | 2015.06.15 04:07
しずかさん
訪問とコメントありがとうございました。
巨大石で石垣を造った秀吉、
武将たちが秀吉に気にいってもらうために、競って
石を大阪まで運んだのでしょう。
船につって運んだと言われても物理の知識の無い者
には想像ができません。
投稿: ラメール | 2015.06.14 12:44
大阪城を見学して、まず驚いたのが、巨大石ですね。
重機のない時代、どうやって運んできたのだろう?とまず疑問に思いますよね。
たぶん舟にくくりつけて、こやって運んだのだろうとTVで実験したのを見たことがあります。
昔の人は知恵がありますね。
投稿: しずか | 2015.06.14 11:58