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2014.03.04

宿敵赤松氏の居城:龍野城

官兵衛の時代の播磨地方は、御着城の小寺氏と龍野城の赤松氏が対峙していました、官兵衛の父:職隆の姫路城は、御着城の出城として対赤松の最前線であって、赤松側と小競り合いが続いていました。

城配置図
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龍野城
(山城から平山城へ)
1499(明応8)年に赤松村秀が鶏籠山に築き、代々赤松氏が城主でしたが、1577(天正5)年に秀吉に明け渡し、蜂須賀正勝が城主となりました。城主は次々と変わり、1672(寛文12)年に、信州飯田から脇坂安政が入城して、その時に山頂の櫓は放棄され、山裾の平山城が築造されました。その後、脇坂藩は1871(明治4)年まで続きました。


龍野城本丸御殿(後ろの山に赤松時代のお城がありました。)
屋敷
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山城登り口
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城前通り  石垣門
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龍野は、古くから交通の大動脈で、山頂に城のあった鶏籠山と揖保川に挟まれた城下町として発展しました。今では、播磨の小京都と言われるように、昔のたたずまいが残っている静かな町で、多くの観光客が訪ねてきます。醤油、素麺、皮製品は伝統産業です。また、童謡「赤とんぼ」の作詩者:三木露風は、ここの出身者です。

          脇坂家         武家屋敷
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          古壁           交差点
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兵庫県龍野町の地図は  こちら

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黒田官兵衛ゆかりの史跡」カテゴリの記事

コメント

しずかさん
訪問とコメントありがとうございました。

龍野は、小京都と言われるくらい落ち着いたいいところです。
山と川にはさまれて開発があまりされなかったからでしょう。
ここだけ行くには、チョット遠いですね。

6日、姫路官兵衛博に行ってきます。

龍野は行ってみたいですけど、なかなか機会がなさそうです。

ラメールさんの記事で行った気にさせていただきます(#^.^#)

merryさん
訪問とコメントありがとうございました。

龍野は、赤とんぼの歌が似合う所です。

赤とんぼ荘と言う国民宿舎(?)もあります。

その時は、山頂にある城跡も訪ねてください。

健脚のmerryさんなら大丈夫でしょう。

龍野は、赤とんぼの町として随分前から観光PRをされています。

そのパンフレットをずっとファイルしているのですが、未だ行けていません(笑)

いつか・・行きたいですね。

シネマさん
訪問とコメントありがとうございました。

夕焼け 小焼けの 赤とんぼ
負われてみたのは いつの日か

こんな風景も見ることはできなくなりました

赤とんぼ~~どんな童謡だったか、思い出せない~

赤とんぼ~赤とんぼ~羽をとったら、アブラムシ~

ちがうよね~

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