CDとUSBで頭混乱
先日、Aさんから久しぶりにチョット来てほしいとTEL がありました。
Aさんは、もう80歳を超えておられる方ですが、写真が好きで、以前は、一眼レフで写し、表彰もされたくらい写真好きの方です。もう4年くらい前からデジカメで写し、印刷して近所の方にあげて楽しんでおられます。
訪問の内容は、CDへの写真の書き込み方が分からなくなったので教えてほしいとのこと。このことは、前にも伺って指導したことがありました。
私 「これはもうマスターされたのと違いますか」
Aさん「そうなんですが、頭の中がごちゃごちゃになって訳がわからんようになってなぁ、もう一度教えてほしい」
よく話を聞いていると写真の整理を娘さんがきたので聞いたら教えるより自分でさっさっとやって、こうしてやったら簡単だとさーっと説明して帰った。その後に、お孫さんがきて「CDに保存するよりUSBの方が簡単でいいよ」とその方法を説明し、簡略にまとめて書いてくれた。「おじいちゃん、これ読んだら誰でもわかるように書いといたよ」
お孫さんの書いたメモは私が読んだら非常に分かりやすく書かれていました。
結局は、娘さんとお孫さんが親切に教えたことが混乱して訳がわからなくなったようです。
わかっている若い方にとっては簡単なことで1回説明したら十分にわかることでも、歳をとるとなかなか理解できないことが多々あります。
身内に教えてもらうとこんなことは、よくあることなので、ゆっくりと話しながら、ご自分で操作しながらやってもらいました。
Aさん「やっぱりあんたに説明してもらうとよーわかるは」とニコニコ顔で終わりました。
子供、孫が歳とった親にPC教えるときによくある例です。わかっている人には「なんでこんな簡単なことがわからんのか、覚える気がないか頭悪いんや」と言われてしまいます。